TOEIC 予想問題
Part5
問487

【正解】２

【ポイント】動詞の活用の問題

【考え方】
選択肢にgoの変化形が並びますので、適切な活用を選ぶ問題です。

本問の主語はMr. Ohkawaですので、動詞は三人称単数の２goesです。
準否定語のseldom「めったに～ない」に惑わされないようにしましょう。

【全訳】
財務部長の大川氏はめったに海外出張へ行きません。

正解は２番です。

seldomで「めったに～しない」という意味です。

この問題はseldomの用法が分からない限り、いくら考え込んでも答えは出ませんので、本番のテストでは適当にマークして次の問題に進むのも手です。
TOEICのパート５は１問に付き３０秒以上はかけないように心がけましょう。
そうしないとパート７を解く時間が大幅に減ってしまいます。パート７の長文問題は、考える時間さえあれば解ける問題です。
パート７に時間をどれだけ残せるかがカギとなります。
リーディングセクションは時間配分をうまくしないと点数がＵＰしませんね。

訳：財務部長の大川氏は、めったに海外出張には行きません。

seldom（めったに～ない）は頻度の副詞の１つであると同時に
準否定語です。頻度の副詞には，次のようなものがあります。
（頻度の高いもの順）

always（いつも）＞usually（ふつう）＞often（大抵）＞sometimes（時々）
　＞seldom・rarely（めったに～ない）＞never（決して～ない）

seldom，rarely，そして never を使った文は否定文として扱われますが，
not を使った文とは異なり，助動詞 do/does は必要としませんし，
主語が三人称単数で時制が現在の場合，述語動詞には s が必要です。
したがって，答えは【２】番の goes です。

その他の選択肢は原形（go），to 不定詞（to go），
現在分詞・動名詞（going）の形なので不適格です。

Finance manager, Mr. Ohkawa, seldom goes on a business trip overseas.
　（財務課長の大川氏はめったに海外出張に行かない。）

go on a trip to ～ で「～に旅行に行く」。
この文では，to ～ が overseas（海外へ）になっており，
さらに，business trip（出張）に変わっています。
また，Finance manager（財務課長）と Mr. Ohkawa とが
同格の関係であることにも注意しましょう。